約 814,950 件
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/2407.html
《平和を望まぬ者》 星6 闇 悪魔族 2500/2300 このカードが表側攻撃表示でフィールド上に存在する限り、バトルフェイズを行わないプレイヤーは メインフェイズ2に1000ポイントダメージを受ける。 Part14-340 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/puyokei/pages/152.html
時空連邦平和維持軍(英語表記:Time-space Federal Peacekeeping Force)とは、勇樹が所属している軍の名称である。 通称:時空連邦(T.F.P.F.)。 概要 地球の「地球連邦平和維持軍」と、ミッドチルダの「時空管理局」が統合した大規模な軍事組織であり、全ての世界の平和を守るために日夜活動を続けている。 紛争根絶、人命救助、環境保護等、様々な活動を行っている。 地球や他の世界での信頼は非常に高く、国から特別な任務を依頼される程である。というのは今は昔。 だが、その中の一人であるリボンズ・アルマークが、有り得ない程の平和な世界を憂いて(実際は「世界を支配するため」である。)、時空連邦を潰そうと画策する。時空連邦の信頼を無くそうとする捏造資料と、口封じの為の要人抹殺、ヴェーダの強奪を企み、既に全体の1/2がリボンズ達の支配下に置かれている。この影響で管理局と連邦軍が分断され、リボンズが首領と化し、勇樹自身が総司令の立場を失ってしまったため、事実上壊滅状態になってしまった。そして、リボンズが総司令となり、地球連邦治安維持軍ティターンズと化す。 そしてこのような展開で世界の人々は混乱を見せる(但し銅時のみ喜んでいた)が、リボンズの言動やヴェイガンの出現でティターンズにも悪行が見え始める。その予感が的中したのか、ティターンズは崩壊。その後、新連邦が誕生する。 作者の趣味なのか、約9割が他作品キャラである。 なお、勇樹派のメンバー全ては、時空連邦壊滅後の際、時空管理局に移籍している。ちなみに悪行を重ねた旧連邦はティターンズに吸収された。新連邦設立後、勇樹達を除く管理局に所属していた元連邦メンバーの殆どが新連邦に戻った。 尺の都合と銅時氏の勇樹弄りの所為で活動描写は少ない。 基地の所在地 本部はイギリス・パリに存在する。 支部は各国に一つ存在する。 主なメンバー ()内は役割、【】内は作品名 上層部 深澤勇樹(総司令→管理局指令) 星井美希(勇樹の側近兼彼女)【アイドルマスター】 リボンズ・アルマーク(総司令代行→ティターンズ首領)【機動戦士ガンダム00】 秋月律子(総司令補佐)【アイドルマスター】 リンディ・ハラオウン(提督)【魔法少女リリカルなのは】 海馬瀬人(時空連邦スポンサー兼KC社長)【遊☆戯☆王】 長門有希(データベース総管理者)【涼宮ハルヒの憂鬱】 ティエリア・アーデ(スーパーコンピューター『ヴェーダ』管理者) 部隊長 (○○支部という表記がついていない場合は本部直属。) キラ・ヤマト(第1部隊長)【機動戦士ガンダムSEED】 高町なのは(第6部隊長兼教導官)【魔法少女リリカルなのは】 クラウド・ストライフ(第8部隊長)【ファイナルファンタジーVII】 御坂美琴(日本支部第5部隊長)【とある科学の超電磁砲】 刹那・F・セイエイ(第10部隊長)【機動戦士ガンダム00】 グラハム・エーカー(アメリカ支部第8部隊長)【機動戦士ガンダム00】 フェイト・T・ハラオウン(ミッドチルダ支部第6部隊長)【魔法少女リリカルなのは】 八神はやて(日本支部第6部隊長)【魔法少女リリカルなのはA's】 クロノ・ハラオウン(ミッドチルダ支部第96部隊長・元提督)【魔法少女リリカルなのは】 アスラン・ザラ(オーブ支部第4部隊長)【機動戦士ガンダムSEED】 シン・アスカ(イギリス支部第20部隊長)【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】 暁美ほむら(日本支部第10部隊長→銅時メンバー)【魔法少女まどか☆マギカ】 副隊長・席官 ヴィータ(第6部隊副隊長)【魔法少女リリカルなのはA's】 ルナマリア・ホーク(イギリス支部第20部隊第三席)【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】 張五飛(チャン・ウーフェイ)(イギリス支部第1部隊副隊長)【新機動戦記ガンダムW】
https://w.atwiki.jp/syukensya1990/pages/175.html
平和主義国3位の航空会社。新都航空、首都エアーラインの上位2社とは異なったサービスを展開するなどして独自性を築き国内3位の航空会社となった。80年代には国際線の拡充を進め国内の航空会社で最も多くの国際線を展開するようになった。しかし、拡充を急いだばかりに多くの国際線が不採算に陥り経営が悪化。94年には設立以来初の赤字になり、経営不安がささやかれた。追い込まれた同社は、95年に業務提携をしていた新都通運やメーンバンクの平和信託銀行などに大幅増資を要請した。当初は消極的だったが、同社が示した経営再建策を評価され1000億円という巨大増資を受けることに成功し経営再建を進め00年に黒字に転換した。03年にはアジアの航空会社と資本提携を発表し国際線の共同運航やコスト削減を進めている。 種類 株式会社 市場情報 新証1部 本社所在地 〒002-0003 新都府東区新通り町1丁目1-1 新通り再開発ビルディング 業種 空運業 事業内容 定期航空運送事業 代表者 湯崎 照男 資本金 600億0,300万円 売上高 3,590億4,100万円 従業員数 9,082人 主要株主 新都通運 16% アジア系航空会社 15% 平和信託銀行 2% ハブ空港 新都空港 準ハブ空港 海山国際空港 保有機台数 62機 本拠地 新都府あおぞら市 主要子会社・関連会社 20世紀インターナショナルフライヤー 50% 20世紀フライヤーサービス 100% 20世紀機内食サービス 100% 20世紀フライヤーホテル 100% 20世紀フライヤークレジット 51% 20世紀フライヤー予約サービス 100% 20世紀フライヤー商事 100% 20世紀 新都貨物エキスプレス 51%
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5819.html
DQⅥ 【レイドック】の城下町にある井戸。 正確には「レイドックの井戸」は下の世界の小さなダンジョンを指すのだが、 上の世界でも同様の井戸でイベントが発生するため、合わせてここで紹介している。 上の世界・下の世界共にただの井戸ではなく、魔物が潜んでいる。 上の世界では、井戸のそばに指輪を落としてしまったと言うおばさんが居り、 彼女のためにそれを回収するために入ることになる。 中には宝箱が一つと、それを自分のものにしている魔物が一体居り、話しかけると戦闘になる。 ところが、ここで登場するのは本来は【地底魔城】などに登場する【ダークホビット】。 上レイドック到達直後の、せいぜいLv5前後が普通の主人公一人では、 堅い守備力を誇るこいつへまともにダメージが通らず、なすすべなくやられることになる。 「おばさんと組んで、冒険者の金を巻き上げる計画犯ではないか」とすら言われる始末。 せめてLvを7まで上げてルカニを覚えるか、あるいはハッサンの加入を待ってから挑戦するのがベター。 ダークホビットを倒せば、無事後ろの宝箱から【おばさんのゆびわ】を回収することができる。 下の世界では、入ると広い空間が広がっており、水路の先には宝箱やスライムの姿も見えるのだが、 この段階ではまだ詳しい探索をすることはできず、口笛を使わない限りモンスターとのエンカウントも発生しない。 探索が可能になるのは【あわあわ船】を入手してからで、海底にある入口から侵入する。 中では530ゴールドと【ちいさなメダル】、そして【ちからのたて】を入手することができる。 力の盾はスライム系の仲間モンスターにとっては終盤で【みかがみのたて】を手に入れるまでは最強の盾となる。 この下の盾である【シルバートレイ】は女性陣向けなので、スライムをメインに戦わせているなら便利なアイテムである。 また、ここに居るスライムからは【ポセイドン城】がある海域についての情報を聞くことができる。 ただし、出現するモンスターは曲者揃いで、狭いながらも探索には一苦労することになる。 HPや守備力の高い【アイアンタートル】、【ストロングアニマル】や、 ザオリクや仲間呼びを使う【オンディーナ】や【ブラッディハンド】などが出現するため、戦闘が長引きがち。 集団で現れて氷の息を連発する【フロストギズモ】は油断をするとあっという間にパーティを壊滅状態に追い込んでくる。 また、ここには本来はトラップモンスターとして出現する【いどまねき】も通常エンカウントで出現する。 高いHPに多彩な攻撃に加えて複数で現れることもあるため、こちらも強敵として立ちはだかる。 あくまでも「町の井戸」ということなのか、リレミトは無効だがルーラが使えるので、危なくなったらそれで脱出すると良い。 なお、一度海底側から侵入すると、城下町側から入った際にもモンスターとエンカウントするようになる。 といった具合に強敵揃いの下レイドックの井戸なのだが、DS版ではさらに大幅に脅威度を増している。 というのも、設定ミスなのか初めて訪れた際に城下町側から侵入した時点でエンカウントが発生するようになっているのだ。 レベルが30あっても苦労する連中が、ようやくレベルが10を超えようかという主人公一向に猛然と襲い掛かってくる。 まさにこの世の地獄の誕生である。井戸の横にいる娘の「井戸の中は別世界!なんてね」というセリフが洒落になっていない。 初プレイの人はもちろんのこと、むしろSFC版の知識があるため油断していた多くの古参プレイヤーを血祭りに上げた。 今やマジンガ様に匹敵する、Ⅵ屈指のトラウマポイントとのの呼び声も高い。 一応、フロストギズモから【こおりのやいば】を手に入れることができれば大幅な戦力アップを図ることができ、 後の展開(特にムドー戦)が相当楽になったりはするので、一応このDS版での仕様も利用できる側面はある。 とはいえ、ろくな装備も揃っていない状態でここに出現する強敵の相手をするのは言うまでもなく茨の道。 無事氷の刃を手に入れる頃には実力そのものが相当なものになっているという、本末転倒な事態も招きかねないのだが。
https://w.atwiki.jp/yaginuma/pages/637.html
平和の守護者パラレウス アンコモン 光 (3) クリーチャー ガーディアン 2000 ブロッカー このクリーチャーがブロックする時、自分のクリーチャーを1体アンタップしてもよい。 (F)多くの犠牲とともに世界に平和が訪れた。 作者 チッサ 評価・意見 これはまた堅実なクリーチャーですね。 無限ブロックになりうる効果を兼ね備えた攻撃できるブロッカー。 新たなガーディアンの序盤の守りともなりうるカードですね。 柳 収録セット DM--4 伝説編 第3弾 伝説終焉
https://w.atwiki.jp/syukensya1990/pages/121.html
見山金属鉱業 平和主義国の鉱業メーカー。近年、金山を発見するなど事業が好調で07年にベンチャー新都に上場した。また太陽光発電事業に参入し、将来の鉱山閉山に備えている。 種類 株式会社 市場情報 ベンチャー新都 本社所在地 〒500-0005 見山県見山市西野坂3丁目1-8 CRC見山ビルディング10階 業種 鉱業 事業内容 資源開発・採掘・販売など 代表者 水野 忠志 資本金 50億0800万円 売上高 423億0,890万円(連結) 従業員数 379人(連結) 主要株主 首都平和投資銀行 3% 自社 2% 見山銀行 2% 主要子会社・関連会社 見山太陽光パワー発電(風力発電) 100% 見山鉱山販売(鉱石販売) 100%
https://w.atwiki.jp/konanrekishi/pages/64.html
北条実時とうなぎの井戸 (上永谷) 鎌倉時代に、称名寺や、金沢文庫を建てた、有名な武将、北条実時にまつわるお話です。 その実時が、建治二年(1276)の5月に重い病にかかりました。海に近い暖かい金沢の地で、懸命に療養を続けていましたが、病いは少しも良くならず、重くなるばかりでした。 実時は、なかなか良くならない病いをなおすため、日頃信仰している、紀伊の国(和歌山県)の那智山の如意輪観音に、願をかけることとし、家来に命じました。 家来が、那智山にこもり懸命にお祈りをしていると、その願が明ける7日に、実時の夢の中に観音さまが、お姿を現わし、 「今度の病いはお前の運命なのです。だから、どんなによい薬を飲んでも、良くはならない。だが、日頃のお前の信仰に報いるために、よい薬を与えよう。ここから西北の方向、2里(約8キロメートル)ほど離れた所に、古井戸がある。その井戸の水を飲めば、たちまち良くなる。また、井戸には頭に模様のある、うなぎがいる」 といって、お姿は消えました。 夢からさめた実時は、急いで観音さまの言われた井戸を見つけて、水を持ってくるように家来に命じました。 家来は、お告げのあった場所を探しましたが、あたり一面、草や木が生い茂り、人に聞こうにも家もなく、ほとほと困っていると、年老いた村人が現われ、井戸のある場所を、教えてくれました。 草むらを押し分けてみると、古井戸があり確かに、頭に斑点のあるうなぎが泳いでいます。急いで水を汲み、老人に礼を言おうとすると、その姿は、煙のように消えていました。 その後、不思議な古井戸は、「うなぎの井戸」と呼ばれ、病いになやむ人たちを助けましたが、実時の死後、いつの間にか、うなぎの姿は消えてしまったと、伝えられています。 いまもその井戸は、古くから人々に「かねさわ道」と呼ばれている、関のバス停近くに、ひっそりと残されています。 その井戸は、実時と共に時代の移りかわりを、じっと見まもっていることでしょう。
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/3943.html
基礎データ ブランド名 すがも平和霊苑 会社名 すがも平和霊苑 電話番号 03-3949-4600 Fax番号 03-3940-6659 メール http //www.haka.co.jp/HP/Haka/inquiry/index.aspx 企業分類 霊園 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2009/06/26 特記事項 基礎データ特記事項 すがも平和霊苑2008年8月07日の毎日朝刊に広告あり 他、広告あり 06/26 ×(メール返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 すがも平和霊苑 2008年8月07日の毎日朝刊に広告あり 他、 広告あり 06/26 ×(メール返信なし) 【毎日新聞抗議活動】広告第五倉庫【inしげる板】 ttp //yy64.60.kg/test/read.cgi/ccxci5vip/1242570787/961 961 :松崎名無しげる :09/06/26 12 02 15 ID ZpwLce+L メールのお返事ですv すがも平和霊苑→メール返信なし 関連ページ 検索 2008年10月09日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月13日の毎日朝刊 広告一覧 2008年11月27日の毎日朝刊 広告一覧 2008年12月04日の毎日朝刊 広告一覧 2008年8月07日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月02日の毎日朝刊 広告一覧 2008年9月11日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月21日の毎日朝刊 広告一覧 2009年11月26日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月08日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月15日の毎日朝刊 広告一覧 2009年1月27日の毎日朝刊 広告一覧 2009年4月02日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月12日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月18日の毎日朝刊 広告一覧 2009年5月21日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月02日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月07日の毎日朝刊 広告一覧 2009年7月16日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月10日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月18日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月21日の毎日朝刊 広告一覧 2009年9月27日の毎日朝刊 広告一覧 2011年10月03日の毎日朝刊 広告一覧 2011年8月23日の毎日朝刊 広告一覧 行政、各種団体等への問合せ結果
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/303.html
戦争と平和 ◆10fcvoEbko Stance.1 忠義 やはり、そう都合よくはいかないものか。 既に何度繰り返したかも分からない徒労だけを収穫に、刹那は倉庫の検分を終えた。 海沿いに立ち並ぶ倉庫群の一つである。刹那は忠勝の軌道力を武器に、工業地帯の調査を進めていた。 地図に描かれた倉庫の巨大さからあるいはモビルスーツも、と言う期待も多少はあったが今のところ成果は芳しくない。 倉庫はどうやら機械の組み立て用部品の保管場所に充てられていたらしい。それぞれ規格の違うボルトやナットが袋詰めにされ、うず高く積み上げられたまま放置されている。 使われなくなってから大分経っているようだ。潮風に浸食された鉄錆の臭いが、割れた窓硝子を通して内部にまで届いていた。 黴を呼吸しているような気分になりながら、刹那は倉庫を後にする。さっきまで暗かった空は大分明るみを増し、夜明けが近いことを教えていた。 刹那は不要になった旧型の懐中電灯を消すと、鞄へと戻す。 固く閉じられていた入り口は忠勝にこじ開けてもらった。それこそモビルスーツに匹敵する程のパワーだが、当の本人はそれを誇るでも振りかざすでもなく、埠頭に泰然とその巨体を湛えている。 自身がひしゃげさせた鉄のシャッターの前でじっと佇む姿は、まるで門番だ。 このあたりの工場やビルはいくつか見て回ったが、刹那の調査中に忠勝がついて回るというようなことは一度もなかった。代わりと言うように、調査中は常に門前に待機し刹那の背中を守ってくれている。 自分の仕事はこっちだと無言で示しているように刹那は感じたのだが、それは半分だけ正解だった。それくらいしかできることがなかった、というのが実際のところだったらしい。 言葉に拠らぬ意志を通じ合わせてみたところ、忠勝はこのような機械や金属に囲まれた場所を見たのは今回が初めてだったらしい。 本人が機械の塊のようなものなのに、おかしいものだと刹那は思う。 その身、その力。どこでどのように手に入れたのかと気にならないではなかったが、くどくどと問い詰める気はなかった。 いずれ尋常でない道を歩んできたのだろう。歴戦の風格に、真に己の正義を貫こうとする鋼にも似た頑健な意志を感じ取った刹那は、この男の過去がどういうものであろうと気にするつもりはなかった。 「待たせたな、ホンダム」 声をかけると同時に、刹那の倍以上の高さからが視線をくれられた。 不思議とどこかガンダムに通じるものを思わせる両の瞳は、睨むだけで薄い鉄板程度なら貫いてしまいそうな圧力を持っていた。 同時にそれは、刹那が肩を預けるのに足る男だと改めて教えてくれる光でもある。 「そうだな。そろそろ次の場所へ行った方がいい」 手当たり次第に行った調査はどれも空振りだった。 地図では工業地帯と示されたこの一帯は、稼働していた形跡はあるが全くの無人だった。不気味な話だが、それを除けば他に不審な点はない。 モビルスーツについては影も形も見えなかった。部品すら存在していないようだ。 判ったことと言えば、この近辺では車や家電と言った、何の変哲もない工業製品の生産に力を注いでいたらしいということだけである。 専門家でない刹那の本格的ではない調査による判断だが、少なくとも軍事関係の産業とは何の接点も持っていなかったことは間違いない。 「・・・・・・急ぐのか。ホンダム」 忠勝の挙動に何か変化があったのではない。言語はおろか行動さえ最小限に止める男は、たとえ一挙手一投足を具に見たところで感情というものを表に出さない。 だと言うのに、刹那は何という理由もなく、先を行こうとバーニアを展開する忠勝の姿に僅かに焦りのようなものを感じていた。 「それ程までに危険な相手なのか。ホンダム、お前を動かす程に」 鋼の巨体に身を預けると、忠勝の思考がより一層深く伝わってくる。 主君の仇である織田信長。その家臣光秀。忠勝に匹敵する力を持ち悪逆と暴虐の限りを尽くすというその男たちは、先も聞いた世界の歪みだ。 駆逐されるべき存在なのは刹那にも分かる。体が満足なら今すぐに空へと飛び出したいのだろう。 だが刹那は、心身ともに「最強」の名に相応しい男がそこまで感じるからこそ、逆に信長という存在に具体的なイメージを持てないでいた。 「魔王。圧倒的な暴力で世界を歪める魔王軍・・・・・・か」 刹那に答えるように、忠勝の心象が伝わる。 乱世を我がものにせんと覇軍を続け、敵であれば降伏も許さず皆殺しにする。信長という男の凶状はまさに悪鬼そのものであったらしい。 虐げられた人々は信長を魔王と恐れ、また信長自身もそれを自称したという。 魔王とは人にあらざるものの名だ。刹那は自らの記憶を掘り起こす。 何も知らずゲリラとして幼少を過ごしたクルジスで。ソレスタルビーイングとして介入したあらゆる紛争地帯で。世界を影から操ろうとするイノベイター達の中で。 虐殺されることしかできない一般人も、金を、権力を持ちながら無惨に使い捨てられた人間も刹那は見てきた。 戦争に負け、迫害を受けながら行き続けることしか出来なくなった民族の姿も知っている。 だがそこに人間以外の影があっただろうか。悪魔のような所行を繰り返しものの正体が、本物の悪魔だったことはただの一度もなかった。 「違うな・・・・・・ホンダム。そいつらは人間だ。 どれだけ血が流されても、人を殺し、世界に歪みをもたらすのはいつだって人間なんだ」 バーニアの風切り音が高くなった。刹那の言葉が忠勝にどのように届いたのかは分からない。 刹那もまた、それ以上言葉を重ねようとはしなかった。 バーニアが点火し、風圧が刹那を襲う。 トラック用に広くとられた道路が、朝靄に疾駆する二人の戦士を包み込むように見送っていた。 Stance.2 復讐 厄介なものと出会った。 レイ・ラングレンがそのとき抱いた感情は、その一言に収斂することができた。 「雑兵が。朽ち果てよ」 野太い声をした居丈高な男である。 白磁をくすませた灰褐色の甲冑で全身を包み、ハンドルのような持ち手が付いた筋肉質の馬にまたがっている。 壮年の終わりに差し掛かったあたりと見えるが、黄金色の剣と自動小銃で武装したその姿からは年の衰えを感じさせない覇気が立ち上っていた。 小銃の銃口は、レイの眉間にぴたりと狙いを据えている。距離にして2メートル程か。 両腕をピンと伸ばせばそれだけで届く距離だ。必殺の間合いというにも近すぎる。 それでも、レイが揺らぐことはない。常人なら抱いてしかるべき怒りや恐怖と言った生々しさは、そこには一片も見られなかった。 レイに感情がないわけではない。一切の不純物を混ぜず限界まで凝縮し精錬された怒りが、磨き上げた剣の鋭さを保って存在している。 だが、それを見せるべき相手はこの男ではない。 レイに満ちた憎しみの海は、一所では魔王とまで呼ばれた男の殺意を真正面に浴びながら、そよ風一つ起ない凪を保っていた。 (不用意に草原に出たのは失敗だったか) 死を目の前に冷静すぎる自省の念がよぎる。アクシデントに対するネガティブな感情も、どこか機械のような冷徹さを伴っていた。 男は、轟く蹄の音も高らかに山頂の方角から現れた。警戒を怠ったつもりはないが、さすがに馬賊まがいの真似をする者がいるとは予想外である。 あと少し時間があれば、工場の中に飛び込めたものを。出会い頭の応戦に消費した分のツケとしては少々痛い。ヴォルケインを召還できないことを少し煩わしく思った。 男の厳めしい眉が怪訝そうに顰められる。声からすると、絶体絶命の状況にありながら微塵も恐怖した様子を見せないレイが不満なのだろう。 生憎、加虐趣味に付き合う気はない。苦しみにあえぐ叫びも、憤怒の果てに流す涙も、とうに使い果たしてしまった。 レイは何も感じない世界にいる。何もない世界で、ただ一つの復讐のために生き続けている。 男の指に力が掛かった。 「消えよ」 「俺の邪魔をするというなら・・・・・・死ね」 引き金が絞りきられる直前、レイは横飛びに柔らかな草むらの中に転がり込んだ。 狙うべき対象を失った空間に5.6ミリの弾丸が降り注ぐ。肥えた土が弾ける警戒な音は、無反動を誇る小銃がレイに傷一つ与えられなかった証拠だ。 流麗なその動きは戦国に生きる男から見ても鋭敏を極めている。常人なら目で追うことさえ不可能な俊敏さは、男が照準を定め直すより早く行動を終えていた。 レイの手が地を付いた瞬間に一発。身を起こし立ち上がる直前に一発。手の中の拳銃が二度火を吹いた。放たれた9mmショート弾は、さっき奪った道具に含まれていたものだ。 不安定な姿勢から発射されたことなどまるで無視するかのように、ベレッタの弾丸は一直線に男の眉間に迫る。 命中の寸前、初弾は間髪入れずにかざされた黄金の剣によって弾かれた。その事実にもレイは眉一つ動さない。 本命の二発目の弾丸は、防がれることなく既にその役目を終えている。大型バイクのように猛々しい軍馬の、剥き出しの胴体に傷を付けたのである。 「ぬぅぅ、小癪な……!」 馬を潰す程の傷ではないが、時間を稼ぐには殺してしまうよりいい。火がついたように暴れ出した馬に手を取られ、男の注意が反れる。 その隙をついて、レイは身を翻した。男が体勢を整えるまでの短い時間で工場地帯へと進入する。 障害物を挟んでの射撃戦ならこちらに分がある。背後から遠雷のように深い怒声が響き、5.9ミリ弾が飛来した。 その内の一つが頬を掠め血が伝い落ちたが、軽やかなレイの動きを何ら阻むものではない。 手近な小屋へ飛び込んだレイの背中を、揺るがしがたい意志が支えていた。 Stance.3 完全平和主義 「知らないの」 「ええ」 「本当に」 「私は嘘などつきません」 「ふうん」 微塵の後ろめたさないと言わんばかりの、リリーナの言葉は実にきっぱりとしている。 それに対しアーニャ・アールストレイムが返したのは、実に淡泊な相槌だった。無関心を全身で表明するかのような、幼い四肢に不釣り合いな乾燥したリアクションだ。 会話中だというのに、相手の顔も見ずに愛用の携帯電話をカタカタと揺らしつづける姿が、その印象により拍車をかけている。 アーニャは別にリリーナとの対話がつまらなかったわけでも、苦痛に感じていたわけでもない。 その証拠に、闇夜に微かな光明をもたらしているアーニャの手元では、二人がこれまでに話合った内容が簡潔かつ丁寧にまとめられていた。 これまでに分かったことは、おおまかに言って一つ。アーニャとリリーナの持つ、世界についての知識が真っ向からくい違っているということだ。 アーニャにとって世界規模で統治を行っているのは神聖ブリタニア帝国であって地球圏統一連合ではないし、リリーナにとって軍の主力兵器はモビルスーツであってナイトメアフレームではない。 ましてや、アーニャの常識には宇宙での生活を可能にするコロニーなどという巨大建造物は存在しない。 最初に感じた違和感がより鮮烈に現れた形だ。聞けば聞くほど、互いが本気で言ってることが分かるから余計にたちが悪い。 「私の話を狂人の戯言とお笑いになりますか」 「条件はこちらも同じ。私も、嘘つきだと思われたくはない」 「では、どういうことなのでしょう」 「分からない」 フラッシュをたく必要のない昼間なら、アーニャはそのときの表情をカメラに納めていただろう。困惑の色を浮かべていても、リリーナの振る舞いは高貴な貴族のそれだった。 歴史が根本から違っているとしか思えないそれぞれの世界観のズレについては、ひとまず保留とした。 ここまで相違が大きいとどうにも解釈のしようがないし、上辺だけ取り繕って相手に合わせるのはアーニャの好みではなかった。 そもそも、分からないことだらけなのだ。言葉は通じるし、人となりにも嫌悪は感じない。直接の危険がないだけでも十分とアーニャは判断し、携帯電話をカタカタ鳴らした。 どうせこれと言った指針もない。深夜の、廃墟と見紛う程に寂れた工場地帯である。 少女二人が、別れ別れになったところでメリットなどない。 「とりあえず、スザクを探す」 「あら、私も探したい人はいましてよ」 会話を通じていくらか距離が縮まったのか、リリーナの声に年相応の気安さが混じる。 いたずらっ気のあるその声音は純粋にこちらをからかっているのか、あるいは年上として場を和ませようとでも考えているのかも知れない。 「探すと言ってもとりあえずは歩き回るだけだから。リリーナ様も一緒に探せばそれで済む」 「そのスザクさんという方が、さっき私に会わせたいと仰っていた人なのかしら」 「違う」 スザクと会わせたところで、それ程面白いものは期待できない。 会わせたいと言った相手は別の人間だ。アーニャにとっては夢物語にしか聞こえないリリーナの理想も、彼女は本気で実現することを願っていたのだろう。 「ナナリー様。前に私が仕えていた方」 「その方もこちらに・・・・・・?」 「名簿にはいない。でも、それは私も同じ」 「そう・・・・・・優しいのね、アーニャは。その方も、きっとお優しいのでしょうね」 彼女にとってみれば信憑性など皆無の世界の話であるにも関わらず、リリーナは真剣にこちらの意思を汲み取っている。 悲しげに伏せられた眉根が、形式上の気遣いによるものではないことはアーニャにも分かった。 珍しい人。行動力のある理想主義者。だから悲劇にも遭いやすい。アーニャそうは結論付ける。 「優しい方。だから利用されて、悲しんだりする。リリーナ様と同じ」 「私と?」 「国を丸ごと明け渡すような無茶は、ナナリー様はしないけど」 そのような行動力が彼女にもあれば、とは考えても詮無い話だ。 国が、環境が違いすぎる。アーニャはそれ以上考えることを止め、辺りに気を配りながら続くリリーナの言葉に耳を傾けた。 「平和を望む方と、自由にお話ができればよいのですが・・・・・・。その方が苦しまれているならなおさらです。 本来、サンクキングダムはそういう場として機能するべきでした」 「リリーナ様は理想的過ぎ。囚われるのも当然」 「私は自分のしたことが間違いだったとは思っていません。いくら困難だからと言って、行動しなくては何も変えることなどできません」 「そういうことを・・・・・・」 普段でもまずないくらい口数が多くなってしまったのは、彼女の語る理想がさすがに綺麗過ぎたからだろうか。あるいは、女王の持つカリスマという奴がそうさせたのかも知れない。 いずれにせよ、アーニャが口にしかけた言葉は突如頭上から叩きつけられた破砕音によって阻まれ、リリーナに届くことはなかった。 Stance.4 天下布武 背の高い金髪の男が空から降ってきた。 それだけ聞くと何か壮大な物語の出だしのような印象を受けるが、眼前でそれを見せつけられたアーニャには、まるで飛び降り自殺のようにしか見えなかった。 ガラス片をまき散らしながら着地した男がそのまま動くことを止めていたら、本当にただの自殺と判断したかも知れない。実際は、ビル2階分の高さをものともせず鮮やかな着地と、同時に反転まで決めてみせたのだが。 「あなたは・・・・・・」 「待って」 派手な演出で突然登場した青年への誰何の声をアーニャは遮った。不用意な接触が許される状況ではない。 青年の民族衣装風の緩やかな衣装はまるで激戦地を潜り抜けてきた後のように汚れている。それを着る本人にもいくつか生傷が確認できた。 その上、青年はこちらに構いもせずアーニャ達の右手上方、彼が飛び出してきたビルの窓を注視し続けている。明らかに、何かを警戒した仕種だ。 中空に向けて構えられた銃には皇帝直属の騎士であるアーニャから見ても一分の乱れもなく、その完璧さが、余計に彼の待ち構えるものの危うさを増幅していた。 危険。即刻逃げるべき。 判断に要したのは、飛び降りた男が構え直すまでの時間とほぼ同じ、数秒にも満たない僅かな時間だった。猛禽類の鋭さと氷の冷たさを掛け合わせたような青年の静止しきった瞳が、否応なくアーニャの足を急がせる。 一刻も早くこの危険地帯から離脱する。アーニャはそう決断し、決断した端から、振動するうねりのような重低音に動きを止められた。 「え・・・・・・?」 「チ・・・・・・」 とっくの昔に逃げ出せない場所にまで踏み込んでいたのだと、青年が苦々しく漏らした舌打ちが教えてくれた。 窓だ。高さにして8メートル程、アーニャ達が立っている場所から直線距離にして10メートル程の場所に、青年が破壊した窓がある。 人間の通行を許し吹き抜け状態になったそこには、申し訳程度の破片が残っているだけの、見るも無惨な様相を晒している。 地響きは、その四角い区切りの中から聞こえていた。天から轟く地響きという奇妙な現象は、暗雲を食む消化器のようなぽっかりとした暗がりの奥から、間断なく届けられていた。 振動が近づく。次第に大きくなる。窓は廊下の突き当たりに面していたようで、階段の踊り場などに備え付けられたタイプではないらしい。 それならば勢いに任せて飛び出してくることも身体能力が許せば可能だろう。銃があれば尚更だ。もっとも、あの窓はそんなに大きくはないようだから、力を殺さないためには相当な技量が必要だろうけど。 轟音はすぐ近くまできている。そもそも、あのサイズでは大きすぎる人間は通ることができない。 そんな理屈を吹き飛ばすように、そいつは『壁』をぶち抜いて現れた。 「ぶぅわははははははっ!!小賢しい雑魚よ、この我から逃げきれると思うてか!」 壁。壁である。鉄筋の通った壁は、当然ながら窓が埋められなかった壁面部分を補うために存在している。優れた耐震、耐圧を目指して行き着いたその形は、それこそKMFでも持ち出さない限り、生半可な力で破れるものではない。 それをダンボールの空箱を突き崩すように軽々と破砕した男は、馬に跨っていた。白兜を被っていた。さっきの青年よりは、かなり年輩のようだった。 吹き飛んだ外壁がサイコロステーキのようにくるくると宙を舞う中、アーニャには全身鎧甲の男が持つ銃が、こちらを狙っていないことを確認することしかできなかった。 「貴方がた、あぁ!」 アーニャが反射でさえない本能的な思考でリリーナの手を引いていなければ、彼女の上半身は今頃肉塊となって消えていただろう。 アーニャ達を挟撃する形で向かいあった男達は、間の少女のことなどまるで見えていないかのように、コンマのためらいも持たず引き金を引いたのだ。 「アーニャ、離しなさい!彼らを止めるのです!」 「どっちも無理。絶対」 抵抗するリリーナを引きずりながら、排水処理用の側溝に転がり込む。落ちる寸前足下を鋭い音が抉ったのには、さすがに冷えるものがあった。 登場するや否や銃撃戦を始めた二人の闖入者に対し、命を失わずに済んだのは訓練の成果でもアーニャの素質でもなく、ひとえに幸運が勝っていたからだと思う。 隠れる場所のない住宅地で遭遇していたら、流れ弾になす術もなくやられていただろう。 『ふはははははっ!!踊れ、踊れぃ!!』 「守られてばかりですね、私は・・・・・・」 多少排水の湿り気が残る側溝の下で、アーニャに組伏せられる形となったリリーナが呟いた。 さすがに耳をつんざく弾雨の中に飛び込む蛮勇は持ち合わせていないのか、態度も幾分しおらしいものに変わっている。 彼女も武器は持っていたはずだが、それを使う姿は想像もできなかった。 口調には悔恨の念が強く含まれていた。勝手に想像すると、彼女が国を明け渡したときも似たような状況だったのだろう。 繰り返される歴史、無力が暴力に勝てる道理はない。頭一つ上では、音速を越えた凶器が飛び交っている。 戦いは軍馬の男が理不尽な力に物を言わせているようだ。青年は負傷こそしないものの、決定打を撃てず防戦に徹している。 『無様な姿よォ!百鬼眷属、悉く我が背にありぃ!』 「それが、王女様の仕事」 「私はそんなものを望んでなどいません」 「現実はリリーナ様も分かってるはず」 「だからこそです。私に志を曲げろと仰るの?」 「そこまでは言わない」 「でしたら、何と?」 「分からない」 「では・・・・・・」 「でも、今大事なのは一つだけ」 「え?」 「とりあえず、生きる。それが先決」 そのときのリリーナの表情を、アーニャはカシャリという音と共に写真に収めた。フラッシュを気にする必要はもうなかった。 アーニャの横で、リリーナがクスリと笑みをこぼす。 アーニャとしては「何でもいいからさっさと逃げよう」以上の意味で言ったつもりはなかったのだが、彼女はまた別の受け止め方をしたらしい。 すぐ側では、奇妙な男二人が近づいたり離れたりしながら、相も変わらず戦い続けていた。 「確かに、喧嘩している場合ではありませんでしたわね。助けてもらったことには感謝しています。 ありがとう、アーニャ」 「大したことはしてない」 側溝でうつ伏せの姿勢を取る二人からは見えていないが、このとき、二人の頭上を見下ろすようにそびえ立つコンクリート塀は、襲いくる戦闘の余波に着実にダメージを積み重ねていた。 凶乱に用いられている道具は方や拳銃、方や技術の粋を集めた最先端のアサルトライフルである。流れ弾の一つ一つが致命傷となり、セメントの塊に過ぎない土塀に次々と綻びが生まれ、やがて耐久の限界を超える。 そうして朽ち果てた一抱え分程の大きさの残骸が、野晒しにされた少女の後頭部めがけて、音も泣く落下を始めた。 「アーニャッ!」 声を聞いたときには手遅れだった。リリーナが覆い被さる衝撃の後、耳を割った特大の粉砕音にアーニャの意識は失せて消えた。 Stance.5 武力による戦争の根絶 リリーナはそのとき自分が間違いなく死んだと思った。とっさの出来事過ぎてこれまでのことを振り返る余裕もない。 最後に思い浮かべたのが誰の顔だったか理解する間もなく意識は闇に落ちたリリーナが、次に感じたのは頬に降り注ぐパラパラとした細かい砂の感触だった。 「・・・・・・探知機を使っておいて正解だったな」 落ち着いた男性の声にはっと顔を起こす。飛び込んできたのは、モビルスーツを思わせる巨大なシルエットと、それを従えるように立つ少年の姿だった。 見下ろす少年の顔が月明かりにはっきりと曝されたそのとき、リリーナはよく知る少年の名前を呟いたかも知れない。 巨体が持っている特大の槍が自分達を寸前で救ってくれたのだと、何となく理解していた。 少年と意志疎通しているらしい巨体は、よく見るとモビルスーツ程大きくはなかった。 「お前達はそこで隠れていろ。こいつらは俺達が叩く」 アーニャも意識を取り戻したのか、支えていた体に力が戻る。 気づけば、痛いくらい鳴り続けていた銃声はぴたりと止んでいた。 「何・・・・・・?分かった、そいつはホンダムに任せる。俺は奴を倒す」 軍場に跨った禍々しい雰囲気の男も、ひどく冷たい印象を受ける青年も、今は戦いの手を止めて、てきぱきと指示を出す少年を注視している。 逃げるしか手を知らなかったリリーナと違い、この二人は実際に戦いを止めてみせた。 アーニャの言った通りだ。いや、アーニャに言われる前から知っていた。これまで何人にも言われた通り、戦場で力を持たない者はただ駆逐されるだけだ。 理屈は分かっている。サンクキングダムも完全な武装放棄はついに成し得なかった。 戦いを止めるのはいつだって別の力だ。 そして、その力が新たな戦いの幕開けになる。 「刹那・F・セイエイ、ホンダム・・・・・・目標を駆逐するッ!」 得も言われぬ悲しみが、リリーナの体を引き裂くように襲った。 【E-3/工業地帯/1日目/早朝】 【刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダム00】 [状態]:健康、イノベイターとして半覚醒 [服装]:私服 [装備]:ワルサーP5(装弾数9、予備弾丸45発)@機動戦士ガンダム00 [道具]:基本支給品一式×2、GN首輪探知機@オリジナル、ランダム支給品0~1(確認済) [思考] 基本:世界の歪みを断ち切る。ダブルオーガンダムを奪還し島から脱出。 0:目の前の男(レイ)を無力化する 1:工業地帯→宇宙開発局→都市部 の順に移動し、ガンダムを捜索。 2:専守防衛。知り合い、無力な民間人がいれば保護する。 3:サーシェス、グラハム、トレーズ、信長、光秀を警戒。政宗は保留。 [備考] ※参戦時期はセカンドシーズン第23話「命の華」から。 ※帝愛グループをイノベイターと関わりのある組織、あるいはイオリア計画の遂行者ではないかと疑っています。 ※脳量子波により本多忠勝の意思を理解できます。ただし刹那から送信はできません。 脳量子波の受信範囲は広くても声の届く範囲ほどです。 脳量子波は忠勝が「考えたこと」だけが受信されます。本人が望まないことは伝わりません(忠勝の意識レベルが低下している時を除く)。 【本多忠勝@戦国BASARA】 [状態]:疲労(小)、胸部装甲破損(鋼板などにより応急修理済み) [服装]:全身武者鎧 [装備]:対ナイトメア戦闘用大型ランス(コーネリア専用グロースター用)@コードギアス 反逆のルルーシュR2 [道具]:デイパック [思考] 基本:徳川家康(参加者にはいない)の遺志を継ぎ戦国最強の名に恥じぬ戦いをする。 0:信長を討つ。 1:戦いに乗った者、主催者グループを打倒する。 2:刹那に伴い行動する。真田幸村と合流したい。 3:バーサーカーとはいずれ決着をつけたい? [備考] ※参戦時期は第12話で安土城へと向かっている途中。 尚、後述の飛行機能以外は主催者の力で修復された模様。 ※バックパック内の装備は没収されているため、原作ゲームにおける攻撃形態、防御形態、援護形態使用不可。 他、ゲーム版での固有技、バサラ技が使えるかはお任せ。 ※主催者側から飛行機能に制限が課せられています。短時間低空飛行には問題ありません。 【レイ・ラングレン@ガン×ソード】 [状態]:疲労(少) [服装]:武士のような民族衣装(所々破損) [装備]:ベレッタM1934(2/8)、平バール@現実 [道具]:基本支給品一式×2、デイパック、ドラグノフ@現実(9/10)、ドラグノフの弾丸(20発)、9mmショート弾(84発)ブラッドチップ・3ヶ@空の境界 、その他不明0~2個(玄霧皐月に支給されたもの)。 [思考] 基本:カギ爪の男を八つ裂きにする。 0:状況に対処 1:基本は動くもの全て排除。 2:だが、利用できるものは利用する。 3:ヴァンは出会えば殺す。だが利用できるなら利用も……。 4:時間があれば日が沈む前に円形闘技場に寄る。 [備考] ※参戦時期は第8話~第12話のどこかです。 【織田信長@戦国BASARA】 [状態]:疲労(小) [服装]:鎧 [装備]:エクスカリバー@Fate/stay night、おもちゃの兵隊(15/30)@とある禁書の魔術目録、伊達軍の馬(負傷)@戦国BASARA [道具]:基本支給品一式、予備マガジン96本(合計100本×各30発) [思考] 基本:皆殺し 1:参加者が集まるだろう町へ向かう 2:目につく人間を殺す 3:信長に弓を引いた光秀も殺す。 [備考] ※光秀が本能寺で謀反を起こしたor起こそうとしていることを知っている時期からの参戦。 【リリーナ・ドーリアン@新機動戦記ガンダムW】 [状態]:健康 [服装]:私服 (排水の汚れ) [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ボールペン型の銃(1/1)、9㎜ピストル弾×5、AK-47(30/30)AK-47の予備マガジン×5(7.62mm弾) [思考] 基本:完全平和主義の理念を貫き通す。 0:この人達は…… 1:ヒイロとミリアルド(ゼクス)を探したい。 備考] ※参戦時期は36話、王国(サンクキングダム)崩壊から38話、女王リリーナ誕生誕生までの間。 【アーニャ・アールストレイム@コードギアス 反逆のルルーシュR2】 [状態]:健康、記憶が途切れることへの不安 [服装]:ラウンズの正装 (排水の汚れ) [装備]:ベレッタM92(15/15)、アーニャの携帯@コードギアス 反逆のルルーシュR2 [道具]:基本支給品一式、ベレッタの予備マガジン(4/4) [思考] 基本:主催者に反抗する 0:状況に対処 1:まずはスザクを捜す 2:リリーナの言葉に少しの興味と少しの警戒 ※マリアンヌの思考 基本:C.C.と合流したい [備考] ※少なくとも21話より以前からの参戦です ※マリアンヌはCの世界を通じての交信はできません またマリアンヌの意識が表層に出ている間中、軽い頭痛が発生しているようです 時系列順で読む Back 大逆転物語 -THE MIRACLE OF THE ZONE- (2) Next じゃんけん! 投下順で読む Back 大逆転物語 -THE MIRACLE OF THE ZONE- (2) Next じゃんけん! 038 機動戦士ホンダム00~ツインドライヴ~ 刹那・F・セイエイ 098 煉獄の炎 038 機動戦士ホンダム00~ツインドライヴ~ 本多忠勝 098 煉獄の炎 044 言葉は要らない、誓いを胸に刻めばいい レイ・ラングレン 098 煉獄の炎 066 魔王、駆け行く 織田信長 098 煉獄の炎 054 今は亡き王国の姫君 リリーナ・ドーリアン 098 煉獄の炎 054 今は亡き王国の姫君 アーニャ・アールストレイム 098 煉獄の炎 066 魔王、駆け行く 伊達軍の馬 098 煉獄の炎
https://w.atwiki.jp/syukensya1990/pages/76.html
平和自由党議員ら19人が離党して結成された政党。地方への交付金の大幅増加や農業振興を訴えている。族議員と呼ばれる国会議員が多いことで知られる。 概要 代表者 鈴木 実(党首) 副代表者 林 平蔵(幹事長) 成立年月日 2002年8月16日 本部所在地 〒000-0000 新都府水田区5丁目9-23 首都中央テレビ水田報道センタービル2階 衆議院議員数 7人 参議院議員数 5人 党員・党友数 約30万人 政治的思想・立場 保守・自由主義・平和主義 機関紙 保守ネットワーク広報 シンボル 主な党役員 党首 鈴木 実 幹事長 林 平蔵 副幹事長 吹田 水 政調会長 栗橋 強 選挙対策会長 小林 茶太郎 顧問 前原 芙由子 矢田 町